「企業は人なり」という言葉がありますが、人材は企業にとって最も重要視されるべきものの一つです。企業の視点からは、人材は大きな財産であり、企業活力の源泉です。 経営トップのリーダーシップの発揮によって組織に方向性を与え、従業員のモチベーションの維持・向上を図り、評価や処遇制度を確立し、業務を通じて従業員の自己実現を支援することができれば、非常に素晴らしいことと思います。企業は公器であるとの観点から、雇用は社会貢献と言えます。そして人材育成は、企業の大きなテーマと言えます。 しかしながら、人材が豊富で各部署も確立している大企業のような会社は、全企業数の中でほんの一握りであり、社内に人材育成システムが確立していない企業が圧倒的に多いのが実情です。 人材育成には時間がかかりますが、弊社では対象者別に(経営者、後継者、経営幹部、一般社員)、継続した勉強会の開催や個人面談の実施等を行っています。 |
人材育成で業績アップ |
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人材育成は、企業にとってかなり時間とコストのかかるものです。 人材を育成するためには指導する人が必要ですが、社内で教育を行う場合、誰かが他の仕事をしながら指導をする事になります。となると、指導する人は教育という仕事が増します。すると普段通りの仕事の量をこなせなくなってきます。これは企業としてはロスになります。 現在の不況で余力がなく、あるいは社内に教育システムがなく、中途採用で即戦力を欲している企業も多いようです。しかし、社内に人材を育成する仕組みがなく、「人材育成力」が弱い企業は、いつか伸び悩む時が来るでしょう。 人材育成は自分の仕事を、企業を、見つめなおす貴重な時間につながることになるのです。 人材育成は育成される側のみならず、育成する側の成長も促し、ひいては永続的な会社の成長を支える大きな力となることでしょう。 |